今回は開発者中心のイベントという事で、先日公開されたAdobe AIR 2.0 パブリックベータ版を使用して開発されたAIRアプリケーションの機能紹介があった。開発者自身からソースコードの技術的な解説もあり、AIR 2.0 の新機能がよく理解出来た。
主に Adobe AIR 2.0 では以下の機能強化が実装されている。
- OSとの連携
- マスストレージデバイスの検出
- 関連付いたアプリケーションでファイルを開く
- ネイティブプロセスの起動と相互通信
- ネットワーク機能の強化
- サーバ機能を搭載(P2P等)
- リアルタイム性の向上(UDPサポート)
- モバイル対応
- マルチタッチ、ジェスチャー機能
- パフォーマンスの向上
今回発表されたアプリケーションはAdobe社のWebサイト内の「Adobe AIR 2.0 beta サンプルアプリケーション」ページに掲載されているが、その中で「SORAAI」というAIRアプリケーションなどは、勉強会やイベントで活用するには面白い機能だと思った。
Abobe AIR は、2008年2月のリリース時から既に2億インストールされているらしく、今後もさまざまなプラットフォームで動作することが期待されている。Adobe AIR 2.0は、2010年の上半期頃にリリースされる予定らしい。
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