2009年12月14日

LL入門編 PHPのデータ型(1)

前回のエントリー「LL入門編 PHPの基本的な構文」に引き続き、今回はPHPにおける「データ型」について説明します。

「データ型」とは、プログラム内におけるデータの扱いに関する形式です。
PHPはコンパイル言語では無いため、データ型に関しては厳しくありませんが、ほぼ全てのプログラミング言語でデータ型を理解することは非常に重要です。

データ型 - Wikipedia

PHPでは、8種類の基本型をサポートしています。
4種類のスカラー型
  • 論理値(boolean)
  • 整数(integer)
  • 浮動小数点(float)
  • 文字列(string)

2種類の複合型
  • 配列(array)
  • オブジェクト(object)

2種類の特殊型
  • リソース(resource)
  • ヌル(null)


1. 論理値(boolean - ブーリアン)

論理値は、値がONかOFFかを表す「true」「false」で表現されます。
<?
$bool = true;
$bool = false;
?>
論理型 (boolean) - PHP Manual


2. 整数(integer - インテジャー)

整数型は、10進数などの数値です。先頭にマイナスの符号を付けて、負の数も使用する事ができます。
<?
$int = 1000;
$int = -55;
?>
整数 - PHP Manual


3. 浮動小数点数(float - フロート)

浮動小数点数は、小数点以下を含む数値です。
<?
$float = 3.141592;
$float = -15.001;
?>
浮動小数点数 - PHP Manual


4. 文字列(string - ストリング)

文字列は、引用符を使用して記述する通常の文字です。日本語も使用可能です。
<?
// シングルクォート
$str = 'simple string';

// ダブルクォート
$str = "シンプル文字列";
?>
文字列 - PHP Manual



以上が最も基本的な「データ型」となります。
次回は「複合型」について説明する予定です。

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