「データ型」とは、プログラム内におけるデータの扱いに関する形式です。
PHPはコンパイル言語では無いため、データ型に関しては厳しくありませんが、ほぼ全てのプログラミング言語でデータ型を理解することは非常に重要です。
データ型 - Wikipedia
PHPでは、8種類の基本型をサポートしています。
4種類のスカラー型
- 論理値(boolean)
- 整数(integer)
- 浮動小数点(float)
- 文字列(string)
2種類の複合型
- 配列(array)
- オブジェクト(object)
2種類の特殊型
- リソース(resource)
- ヌル(null)
1. 論理値(boolean - ブーリアン)
論理値は、値がONかOFFかを表す「true」「false」で表現されます。
<? $bool = true; $bool = false; ?>論理型 (boolean) - PHP Manual
2. 整数(integer - インテジャー)
整数型は、10進数などの数値です。先頭にマイナスの符号を付けて、負の数も使用する事ができます。
<? $int = 1000; $int = -55; ?>整数 - PHP Manual
3. 浮動小数点数(float - フロート)
浮動小数点数は、小数点以下を含む数値です。
<? $float = 3.141592; $float = -15.001; ?>浮動小数点数 - PHP Manual
4. 文字列(string - ストリング)
文字列は、引用符を使用して記述する通常の文字です。日本語も使用可能です。
<? // シングルクォート $str = 'simple string'; // ダブルクォート $str = "シンプル文字列"; ?>文字列 - PHP Manual
以上が最も基本的な「データ型」となります。
次回は「複合型」について説明する予定です。
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